今月のメッセージ
9月に入り、気温は下がりましたが、雨の日が多くて困りますね。
皆さま、お変わりなくお過ごしでございますか。
お洗濯ものを乾燥機に頼るしかないときは仕方ないですが、太陽の光で乾かしたいです。
今夏も「楽しい夏休み」だけではなく、色々な自然災害や海や川での事故がありました。
熊本地震は、7月28日に起きましたから、もうほぼ45日となりますが、一日も早く落ち着いた元の生活に戻れる事を祈っております。
全国各地で水害が起きていますし、皆が穏やかに生活を送ることが出来ないというのは、とても悲しい事です。
今日も病院での定期検診がありましたので、熊本支援金の箱に入れましたが、復興復旧がスムーズに進んで欲しいと思います。
日本だけではなく、ヨーロッパも異常気象が続いています。
何とアルザス地方は今日も35℃ということで、驚きです。
私どもが住んでいた当時は、8月下旬になると、もうカーディガンを着て生活をすることがありましたが、まだ真夏!というよりも、例年よりもはるかに高い気温の中で生活をしていらっしゃるのですね。
壁が石造りですから、クーラーを取り付けるのにも壁に穴を開ける事そのものが大変な作業で、200万円近く掛かることもあり、悲鳴を上げていらっしゃいます。
その工事が出来るスペシャリストが少ないですから、順番を待っていると冬になってしまうとか…
ところで、悪天候の日は、コンサート当日にぶつかってしまった人たちの気持ちを考えますと、いつも可哀そうで、同情しています。
この日のためにずっと練習を積んで頑張ってきた人たちが、大雨のためお客様が思うようにいらっしゃることが出来ずに、とても残念な日となってしまうのですから、心が痛みます。
これは運命ですから仕方のない事ですが、コンサート日の朝まで天気ばかり気にしてしまいます。
若い時は、週1ぐらいで、クラシックコンサートの鑑賞が大好きで、当時は東京文化会館大ホールが主流でしたので、片道1時間掛けて出かけていましたが、エネルギーが溢れていましたから、全く台風でも嵐でも苦になりませんでした。
パリでもパリ管弦楽団の定期会員でしたので、よく自宅の郊外からパリまで出かけていました。
ストの日は色々苦労はありましたが、途中駅で電車が終電になってしまい、朝の始発電車まで待ったこともありましたが、今思うと特別な思い出だったように思えます。それでもコンサートを聴いたということで、楽しい時間を過ごすことが出来ましたので、ルンルン気分でした。
ところが、最近は、夜出かけますと翌日に響きますし、生演奏とは全く違うと思いつつ、天候にも左右されないですので、我が家で、YouTubeチャンネルでの音楽鑑賞や昔の映画をブルーレイディスクで楽しむことの方が多くなりました。
あとは、隣から聴こえてくる、子供たちのチェロとピアノの合わせ練習と私自身のあまり進歩はみられないとはいえ、楽しい練習時間ぐらいです。
これが「年は争えない」と言う事なのかもしれませんね。
しかし、毎日することがいっぱいありますので、充実した日々を送れていることに感謝しています。
秋になり、「芸術の秋」到来ですが、今年は雨が多く、鬱陶しい日が続きがっかりしています。
そのために、異常に湿度が高くなっていますし、不快感指数が上がってしまいます。
フランス生活が長いせいか、音楽や読書を楽しんだあとは、ベランダで夏はビール、春と秋はワインとアペリティフで楽しむ事が日課ですが、最近は、夏は暑すぎたり、雨の日も多くて、ゆっくり楽しめない日も多かったです。
ベランダで飲んで楽しむよりもクーラーの方が魅力があるような日々でした。
ゆっくりこういうのんびりした時間を過ごし、たまに温泉旅行でリラックスしてリフレッシュすることが老後の私たちにとっては至福の時間なのかもしれません。
来月は、親族の挙式と披露宴を椿山荘で挙げますので、久々に大きな会場に招かれます。
レ・クロッシュは演奏の依頼を受けましたので、ゆっくりできないのかもしれませんが、皆様に素敵な時間を過ごしてもらえるよう心に響く演奏をお届けできるとよいと思っております。
今は、何でもAIで出来てしまいますし、人間の仕事もかなりAIに任せることも多くなったそうですが、周囲の方たちから、音楽家だけは、AIには技術はあっても心や感情はないから、AIにも無理なことだからこれからもずっと生き残れるお仕事ね、と言われることが最近増えてきましたが、そう言ってもらえると、何かとても嬉しい気持ちになります。
生演奏は一回一回全く違う演奏になりますから、どんなに性能の良いロボットに弾いてもらってもそれだけは無理ですから…
冴えない天候ではございますが、皆さま、充実した秋をお過ごしください。
良いことがたくさんありますよう、祈っております。



