◆今月のメッセージ 2020.10:

もう10月となりました。
皆さま、9月の4連休辺りから、日本では、旅行者が増えて、大分活気が出てきたそうですね。
一日も早く、普通の生活に戻って欲しいと思います。

パリは、気温が下がりまして、日中でも15度前後という日が多いです。

ところで、東京都の「アートにエールを!東京プロジェクト」の企画に、「レ・クロッシュからの贈り物」というタイトルで動画配信をして頂きました。
すでに、ブログでご紹介させて頂きましたが、多くの方たちからメッセージが届きまして、心より感謝申し上げます。

収録曲は、バッハ=グノー:アヴェ・マリア、カッチーニ:アヴェ・マリア、マスカーニ:アヴェ・マリアの3曲ですが、「癒されました」というお言葉や、ご感想を下さる方が多く、嬉しく思いました。
あっという間に、アクセス数が600回になりましたので、大変驚きましたら、毎日聴いて下さる方もいらっしゃるそうで、本当に嬉しく思います。
すでにご存じの事と存じますが、下記にアドレスを記載させて頂きます。

レ・クロッシュからの贈り物 ~アヴェ・マリア~

https://cheerforart.jp/detail/4558

お時間のある時に、是非お聴き下さい。

昨日、日本人のO調律師ご夫妻を我が家のディナーにお招き致しました。
故リヒテルの専属調律師さんでいらっしゃいましたので、フェスティバル時期は、大変ご多忙ですが、今夏だけは、新型コロナウイルスの影響により、ヨーロッパ中のフェスティバルが中止となったとの事で、お仕事が少なかったそうです。
来年こそは、フェスティバルの活気が戻って欲しいです。

O様ご夫妻と私共の年齢は同世代ですし、お子様たちはお二人いらっしゃいますが、子供たちも同世代、Oご夫妻の渡仏時期は、1987年で、私共は1986年ですから、フランスでの子育て時期は一緒ですし、渡仏時期もほとんど一緒です。 昨日も楽しくおしゃべりをさせて頂きました。あっという間に、お食事をしながら、4時間半もおしゃべりが途切れることなく、続きました。
とても明るいご夫妻ですから、本当に昔話に花を咲かせ、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
今月10日に一時帰国されるそうですが、同じ環境で過ごした方たちとは特別な繋がりがあるような気が致します。

今週からお世話になった方たちをディナーにご招待するつもりですが、コロナの影響がございますので、人数を最小限にしようと思って居ります。
それでも、私共は完全帰国致しますと、そう簡単にはお目に掛かれませんので、大切な時間にしたいと思います。
本当にこれこそ、「お名残り惜しい」、という言葉がぴったりです。

私共は、周囲の方たちのお蔭で、良い方たちに恵まれ、何をするにも結束力がとてもよかったので、良い思い出ばかりです。
最初に住みました、アルザス地方でもパリに引っ越してからも、周囲には、素敵な素晴らしい方たちばかりで、たくさんの方たちと仲良くさせて頂きました。
この34年間は、大変貴重な体験が出来ましたが、特に最後ですから、思い出に慕っている毎日です。

あと1ヶ月で完全帰国ですから、この一ヶ月間、充実した毎日を過ごしたいと思います。

では、今秋は、色々不自由ではございますが、「芸術の秋」を満喫して下さい。