◆今月のメッセージ 2021.5:

皆さま、如何お過ごしでございますか。
五月晴れで気持ちのよい風が吹いていましても、緊急事態宣言延長という事で、何か気持ちが重いですね。

東京文化会館から昨日連絡がございました。
午後9時までにコンサート終了、会場の半数以内に観客数を抑えなければならない事、感染防止対策を徹底して行う事など、箇条書きで送られて参りました。
今回は、劇場やコンサートにおいては、かなり暖和されていますので、5月31日(月)東京文化会館 小ホールでの「レ・クロッシュ リサイタル」を開催致す事に致しました。

ただ、チケットをすでにご購入して下さいました方たちの中には、今回の緊急事態宣言延長により、ご高齢の方やとてもコロナ禍での外出をご不安に思われていらっしゃる方も多いと思います。
チケットをご購入下さいました方でキャンセルを望んでいらっしゃる方は、ご遠慮なくヨーロッパ アーティストまでご連絡下さい。
払い戻しを速やかにさせて頂きます。

本日、「レ・クロッシュ ファンクラブ会報春号2021」をファンクラブ会員の方たちにお送りさせて頂きました。
ファンクラブ会員の方たちには、大変お待たせ致しまして、申し訳ございませんでした。
昨年から今年にかけてのコンサートはすべて中止となりましたので、長年ご支援下さいましたファンクラブ会員の方より、レ・クロッシュにまつわる思い出などを掲載させて頂きました。
写真は、ヨーロッパでの演奏活動の写真を選んで載せさせて頂きましたので、どうぞお楽しみ下さい。

すでに連休前に会報は届いておりましたが、緊急事態宣言の延長の結果がはっきりしてからお送りする方が良いと思い、東京文化会館からのご連絡をお待ちしておりました。
幸い、昨年のように、東京文化会館は閉館になることもなく、コンサートにおきましては、中止になる事はなく、午後9時前にコンサートが終了致しますので、問題ないと考え、開催致す事にしました。

これから、今月は、毎週1回のペースで、レ・クロッシュのリサイタルが行われますが、主催者様のご配慮で、関係者のみで開催をさせて頂けることになりました。
本当に有難い事です。

それに致しましても、映画館や博物館などは、未だに閉館という事で、とても寂しい気持ちです。
政府の判断は何か狂っているような気が致します。

どこの飲食店や会館も席の間隔を開け、消毒をし、検温も多くの場所が行っております。
どなたも人混みではマスク着用し、フェイスシールドをしながら、神経を使って生活をしていらっしゃいます。
もちろんコロナ感染者の増加を考えての宣言延長であることは理解出来ますが、人間から、心の栄養であります、芸術や文化を取ってしまう事は、とても残念で悲しい事です。
何とか早く人間らしい普通の生活がしたいです。

では、どうぞ、皆さま、気持ちを明るく持って、素敵な季節を満喫して下さい。