皆さま、もう12月も10日を過ぎてしまいましたが、如何お過ごしでございますか。
クリスマスイルミネーションのお蔭で気持ちが明るくなりますね。

ファンの皆さまのお蔭で、レ・クロッシュのクリスマスコンサートも7日は渋谷、10日は相模原市での開催でしたが、どちらも満席となり、主催者様からも大盛況でした、と大喜びして頂きました。

クリスマスコンサートでチェロの演奏は産まれてはじめてです、とおっしゃった方が、CDを色々ご購入下さって、家でも楽しんでくださるとのことで、嬉しく思いました。
CDのサイン会にも、たくさんの方たちが並んでくださいましたので、コロナ禍では考えられなかった活気が戻りまして、賑わいを嬉しく感じました。

「やっぱり生演奏みたいに素晴らしいものはないよね~ 今日のコンサートの余韻を楽しむのには、CDしかないけれど、本当に生演奏を聴いて感動の連続でした。」
「チェロの素晴らしさが今日分かったような気がします!」
と見知らぬおじさまやおばさまがが声を掛けてくださいました。

お客様参加型は4年振りでしたが、「きよしこの夜」を両日共にとても大きな声で歌ってくださいました。

ようやく、コロナ禍の影響が少なくなってきたようですから、これから活気が戻ってきてほしいです。

日本の生活にもすっかり慣れましたが、フランスでの暖炉の生活だけはとても懐かしく思います。
クリスマスツリーも日本の我が家の2倍以上の高さですし、その隣の暖炉と並ぶと絵になるのです。
暖炉の火をおこすのに、最初は慣れないため、火がすぐに消えてしまうこともありましたが、数年後にはベテランになり、クリスマス前後は特に一日中灯していました。

パリの家では、この時期に、私の生徒たちの”クリスマス発表会”を毎年致しまして、最後はレ・クロッシュの演奏をして、その当時から、クリスマスソングを一緒に毎年歌っていました。
生徒たちは、発表会よりもその後のパーティやビンゴゲームでのプレゼントを何よりも楽しみにしていたようですが、最近は、12月を迎えますと当時のことを懐かしく思い出されます。

この時期になりますと、当時のパリの家の大きなサロンでの生活をまたしてみたい、という気持ちにもなります。

暖炉に向かって、クリスマスソングを歌うと、炎が揺れて、サンタさんが家まで来てくれるような錯覚を起こして、そういう雰囲気を楽しむことが好きでした。

それでも、日本では、ヨーロッパでは味わえない温泉旅行があります。

今年も18日の週は、ゆっくり温泉に浸かって1年の疲れを癒したいと思います。
そして、戻ればクリスマスイブのイベントが待っています。

フランス人気質になってしまって、お金もないのに、旅行やイベントの楽しみを大切に思っています。

日本だけではなく世界でも、色々暗いニュースがたくさん今年もありましたが、楽しいことを考えて元気に過ごしたいですね。

皆さまは、どのような冬休みをお過ごしになられるのでしょうか?
今年も残り少なくなりましたが、一日一日を有意義にお過ごしください。

どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。